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エンジニアとして食っていくには?
はじめに
エンジニアという職業の需要は、年々上がっているかと思います。
LINEヤフーは2023年に中高生を対象に行った、「中高生のなりたい職業TOP10」では、男子中学生の7位に「システムエンジニア・プログラマー」がランクイン。
男子高校生では、2位にランクインしていますね!
背景としては、
- 情報系の授業が増えた結果、ICT教育が盛んになった
- 幼少期からスマホやパソコンを使う機会が多かった
- 創造性を発揮しやすい職業という魅力
などが考えられますね。
動機はともかく、エンジニアとして働くためにはどこかの企業に採用してもらう必要がありますね。でも、どうすればエンジニアとして採用してもらうことができるのでしょうか。
まずは何かを作ってみる!
自分は、「何か開発物を作ってみる」ことが最も近道だと考えています。
他にも資格の取得や、スクールへの入学とかもあるとは思いますが、アウトプットから学べることには勝てないと考えています。
作ることで得られる学びはたくさん!
単に「エンジニア」といっても、具体的な職業は細かく分かれています。
企画やWEBエンジニア、デバッガー、プロジェクトマネジメントもそうですね。
WEBアプリ開発は、自分で企画して、開発して、テストして、公開する。つまり、全行程実践的に経験することができます。
それぞれの工程達成するための知識を得ることができることはもちろん、自分がどの職業に向いているのか知るきっかけになりますね。
使う技術はなんでも大丈夫
使用技術は、なんでも構いません。
日本語でのドキュメントが公開されていたり、解説記事がヒットしやすい言語だとつまづく回数が減るのでお勧めです。
コードを書く経験がローコード言語。何かアイデアを形にする経験であればノーコードでもWEB開発でも良いと思います。
技術はあくまで手段なのであまり悩まず、パパッと決めてしまいましょう!
何かの真似でも構わない
作る題材は既存のWEBサービスを真似ても問題ないです。
同じサービスを作るだけでも、大変ですごいことですからね。
作っていく中で、自分好みのデザインに変更したり、機能を一つ追加するだけでもそこから得られる学びはたくさんあると思います。
開発言語の入門書では、電卓やToDoリストなどのサンプルコードが公開されていることがよくあります。まずはそれを引用してみるところから始めても良いかと思います。
WEBで公開されているサンプルコードはこちら
誰かを喜ばせることを意識する
「何かのコピーではなく、自分好みでオリジナリティあふれるものを作りたい!」という考えの方もいると思います。(私もどちらかというとこっちでした。)
その場合、開発物は「誰かを喜ばせることを意識する」のが良いと思います。
家族や友人、バイト先などで困っていることを解決するようなWEBアプリなどは最適ですね。
自分が困っていることのために開発するよりも、誰かのために作る方がおすすめです。
自然と他者に共有することになるため、クオリティにこだわりが持てるようになります。
まずは小さく始める
作る開発物が決まった時、まずはあまり多くの機能は設けず、最低限のラインを目標にすることをおすすめします。
例えば「日記アプリを作る」と決めた時、最低限の機能は以下になります。
- 日記を閲覧する画面
- カレンダー表示で日にちを選択できる
- 選択した日にちに書いた日記が表示される
- 日記を書く画面
- テキストを入力できる。
- 完了ボタンを押したら日記内容がデータ登録される。
これだけでも結構大変ですが、より個性を出すために、
- 他の人が書いた日記も見れる機能
- AIによるフィードバックを返す機能
- 日記に書かれた人物はお腹の調子が悪くなる機能(デスノートもどき)
など、1個機能を追加するだけで一気に開発は難しいものになります。
オリジナリティを出すのは大切ですが、欲張りすぎるとそもそも開発できない可能性がありますね。独自機能は1個までにとどめることをおすすめします
できたものを公開しよう!
開発が完了したら、他の人に見せるため公開しましょう!
これもまた、いろんな方法がありますね。
- WEBアプリ: サーバー公開、ドメインの共有
- スマホアプリ:Google play store、App storeへの公開
誰か特定のユーザーを想定したものであれば、使ってもらい、そのWEBアプリによって課題は解決されたかフィードバックをもらってみましょう!
誰にとっても便利なものであれば、全世界に公開してみるのも良い経験だと思います。
採用に備えた準備をしよう!
エンジニア採用の担当者は、実装ができる人なのか、また会社に貢献できる人なのかに注目しています。
WEBアプリを自分で開発し、周りに公開し、フィードバックをもらい改善した経験は、喉から手が出るほど有望な人材だと思います。
事前に共有できそうであれば、アプリのURLを送っておくといいですね。またアプリのソースコード(github)、使い方、使用動画なども添付しておくと親切だと思います!
エンジニア就活でよく聞かれる質問についてはこちら
おわりに
エンジニア就職に興味があっても、自分で何かを作った経験がある方はなかなかいないと思います。
作り方やその考え方については、このブログで自分が知っている範囲は公開していくので、参考にしていただければ幸いです。
エンジニアとしての一歩目を踏み出すため、「何か作ってみる!」
ぜひチャレンジしてみてください。応援しています!